株式会社 ハイマート久留米 電子公告

決算について

平成27年(第23期)

貸借対照表
(平成28年3月31日)(単位:円)
資産の部 負債の部
科目 金額 科目 金額
流 動 資 産
現金及び預金
未収業務受託料
未収その他事業収入
商品
貯蔵品
未収金
未収利息
未収消費税
仮払金
前払費用

固定資産
有形固定資産
建物
建物付属設備
工具器具備品
土地
無形固定資産
電話加入権
投資その他の資産
関係会社株式
出資金
敷金
444,832,928
386,693,084
24,390,290
26,653,716
125,639
46,860
1,355,431
145,803
5,336,647
1,350
84,108

231,042,790
224,080,158
141,540,393
9,618,149
3,387,084
69,534,532
224,952
224,952
6,737,680
4,000,000
15,000
2,722,680
流動負債
未払金
前受金
預り金
リース債務
未払法人税等

固定負債
預り敷金
リース債務
11,371,302
3,817,369
1,810,969
1,157,814
649,350
3,935,800

16,389,150
14,041,500
2,347,650
負債合計 27,760,452
純資産の部
株 主 資 本
資 本 金
資本剰余金
資本準備金
利益剰余金
その他利益剰余金
繰越利益剰余金
648,115,266
666,000,000
24,000,000
24,000,000
△41,884,734
△41,884,734
△41,884,734
純資産合計 648,115,266
資産合計 675,875,718 負債及び純資産合計 675,875,718


損益計算書
平成27年4月1日から平成28年3月31日まで(単位:円)
科目 金額 
【売上高】    
賃貸料収入 8,149,172  
業務受託料収入 39,828,437  
その他事業収入 20,243,966  
商品売上高 2,262,019 70,483,594
【売上原価】    
期首商品棚卸高 187,630  
商品仕入高 1,877,781  
合計 2,065,411  
期末商品棚卸高 125,639 1,939,772
売上総利益   68,543,822
【販売費及び一般管理費】   71,767,923
営業損失   3,224,101
【営業外収益】    
受取利息 582,795  
雑収入 365,645 948,440
【営業外費用】    

雑損失

  2,664
経常損失   2,278,325
【特別利益】    
国庫補助金等収入 20,000,000  
受け取り補償金 16,967,400 36,967,400
【特別損失】    
固定資産圧縮損 18,518,518  
固定資産除却損 736,881 19,255,399
税引前当期純利益   15,433,676
法人税、住民税及び事業税   2,585,554
当期純利益金額   12,848,122


株主資本等変動計算書
平成27年4月1日から平成28年3月31日まで(単位:円)
  株主資本 純資産合計
資本金 資本剰余金 利益剰余金 株主資本合計
資本準備金 資本剰余金合計 その他利益剰余金 利益剰余金合計
繰越利益剰余金
前期末残高 666,000,000 24,000,000 24,000,000 △54,732,856 △54,732,856 635,267,144 635,267,144
当期変動額              
 当期純利益       12,848,122 12,848,122 12,848,122 12,848,122
当期変動額合計       12,848,122 12,848,122 12,848,122 12,848,122
当期末残高 666,000,000 24,000,000 24,000,000 △41,884,734 △41,884,734

648,115,266

648,115,266



個 別 注 記 表

(継続企業の前提に関する注記)

 当社は、当事業年度におきまして、2,278千円の当期経常損失を計上いたしました。
 今期は、本年4月27日に開業いたしました久留米シティプラザ商業床を、新たな収益事業の核として整備し、賃貸料収入増加に向けたテナントリーシングに取組んで参りました。お陰様で、久留米シティプラザ商業床の全てにつきまして、多くの消費者の皆さまに支持されますテナント展開を実現できたものと認識しています。これからは、ご入居いただきましたテナント事業者の皆さまと連携しながら、当社の理念であります中心市街地活性化に取組んで参りたいと存じます。
 一方、テナントの皆さまの開業時期が平成28年度となりましたことから、今期は、商業床賃貸料収入が一部にとどまり、当期経常損失を計上し、継続企業の前提に関する重要な疑義を抱かせる結果となっています。当期損益としましては、まちなか地域物産店舗の「くるめヨカモン屋」改装補助及び受取補償金を併せました特別利益と、当該補助により取得しました固定資産圧縮損等の特別損失との収支差額により、12,848千円の純利益を計上しましたが、会社経営の基盤となります経常収支改善に向け、更なる取組強化を図ってまいることといたします。
 収入の面につきましては、本年度は一番街プラザの家賃収入の他に、久留米シティプラザ商業床の賃貸料収入、久留米市からの業務受託や補助事業の受入等により、収益が前期に比較し8,189千円(前期比約13.2%増)の増収となりました。
 他方、販売費及び一般管理費は、販売管理業務の効率化に取組み、管理費用等の削減に努めました。一方で、業務量増加に対応しました要員確保や商業床の取得に伴う費用負担等の増加により、販売管理費及び一般管理費総額は、前期より4,002千円増額することとなりました。
 その結果、営業収支に営業外収支及び特別収支をあわせました当期純損益は、12,848千円の当期純収益を計上することとなりました。
 当事業年度の決算結果を踏まえ、まちづくり会社としての使命である中心市街地活性化の一端を担うため、久留米シティプラザによります賑わいづくりに向け、平成28年度は次の事項を経営目標に掲げ、業績の改善努力に取組んでまいります。
  1.久留米シティプラザオープニング効果を活かし、久留米市と連携しながら、中心市街地活性化を図り、当社資産の有効活用によります経営基盤の確立を目指します。
  2.中長期な視野にたって、街づくり会社としての役割と責任の下に、久留米市と連携しながら、地方創生を図る事業検討・実施による収支改善を推進します。
 以上のとおり、将来を展望しながら、全社一丸となって日々業務の業績改善に努め、目標達成のため強い決意で取組んでまいります。

(重要な会計方針に係る事項に関する注記)
(1) 資産の評価基準及び評価方法
①有価証券
・子会社株式及び関連会社株式 移動平均法による原価法

② 棚卸資産
・商品 個別法による原価法
・貯蔵品    〃

(2) 固定資産の減価償却の方法
① 有形固定資産
 定率法によっております。但し、平成10年4月1日以降に取得した建物(附属設備を除く)については定額法を採用しております。また、所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る固定資産(リース資産)については、リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとして算定する方法によっております。
②無形固定資産
 定額法によっております。

(3) 引当金の基準
① 貸倒引当金
 債権の貸倒れによる損失に備えるため、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。但し、平成28年3月31日において貸倒懸念債権はありませんので計上しておりません。

(4) その他計算書類作成の為の基本となる重要な事項
① 消費税等の会計処理について
 消費税及び地方消費税の会計処理方法は税抜方式によっております。


(貸借対照表に関する注記)
(1) 有形固定資産の減価償却累計額 23,877,272円
(2) 有形固定資産の減損損失を行った額の累計額 4,821,999円
(3) 国庫補助金等の受入れにより有形固定資産の取得価格から控除している額
・過年度及び当期に取得した資産の圧縮記帳額 63,865,565円

(株主資本等変動計算書に関する注記)
(1) 発行済株式に関する事項

株式の種類 前事業年度末の株式数 増加 減少 当事業年度末の株式数
普通株式 13,800株 -株 -株 13,800株


(リース契約により使用する固定資産に関する注記)
 貸借対照表に計上した固定資産のほか、リース契約により使用している複合機が1台あります。

(金融商品に関する注記)
1.金融商品の状況に関する事項
当社は、資金運用については、短期的な預金に限定しており、投機的な取引は行いません。
2.金融商品の時価等に関する事項
平成28年3月31日における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。

  貸借対照表計上額(円) 時価(円) 差額(円)
現金及び預金 386,693,084 386,693,084
未収金 1,355,431 1,355,431
未収業務受託料 24,390,290 24,390,290
未収その他事業収入 26,653,716 26,653,716
前受金(*1) (1,810,969) (1,810,969)
未払金(*1) (3,817,369) (3,817,369)

(*1)負債に計上されているものについては、( )で示しております。

(注)金融商品の時価の算定方法及び有価証券に関する事項
(1)現金及び預金、未収金、未収業務受託料、未収その他事業収入
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから当該帳簿価額によっております。
(2)関係会社株式
関係会社株式(貸借対照表計上額4,000千円)については、市場価格がなく時価を把握することが極めて困難と認められるため、記載しておりません。
(3)前受金、未払金
これらは短期間で返済等されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから当該帳簿価額によっております。

(賃貸等不動産に関する注記)
賃貸等不動産の状況及び時価に関する事項
1. 賃貸等不動産の概要
当社は、久留米市内において、賃貸用の店舗(土地を含む)の不動産を有しております。
2. 賃貸等不動産の貸借対照表計上額及び当事業年度の決算日における時価及び当該時価の算定方法

                       (単位:円)
貸借対照表計上額 決算日における時価
前期末残高 当期増減額 当期末残高
170,428,589 33,706,608 204,135,197 199,015,180

(注)
1. 貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額を控除した金額であります。
2. 時価の算定方法は、「不動産鑑定評価基準」に基づいた金額であります。但し、六ツ門8番街地区市街地再開発事業に係る施設は、権利変換計画に基づく金額であります。

3.賃貸等不動産に関する損益
 (1)当該賃貸等不動産に係る賃貸損益は、327千円であります。

(関連当事者との取引に関する注記)

属性 氏名 住所 資本
財産
職業 議決権の
所有割合
関係内容 取引の
内容
取引金額
(円)
科目 期末
残高
(円)
役員の
兼任等
事実上の
関係
役員及び
主要株主
久留米市市長
楢原利則
久留米市
城南町
15-3
直接
36.52%
1名 事業受託
補助金
補助金
補償金
38,863,037
9,672,701
20,000,000
16,967,400
業務受託料収入
その他事業収入
国庫補助金等収入
受取補償金
0
0
0
0

(1株当たり情報に関する注記)

(1) 1株当たり純資産額 46,964円87銭
(2) 1株当たり当期純収益  931円02銭